Tuesday, June 8, 2010


雨はそんなに嫌いじゃない、傘をさしたり、持ち歩いたりすることのほうがよっぽど嫌い。
誰かに会ったり、店に行くなら仕方ないが、帰るなら濡れて帰った方がよっぽど気持ちがいい。
空を見上げて、街頭に反射する水滴はキレイ。
傘をさしていては見えない物の1つ。


雨の日こそ、写真を撮るべきだ。
高いカメラを大事に大事に持ち歩いて、花やモデルの当たり障りの無いモチーフを撮っていては、本当にキレイな物は撮れない。
やんちゃに持ち歩いて、きっと壊れる直前に一番いいものがとれる。


東京の終電はみんな目が赤い。充血。悪い空気がある。ベンチではうつむけになった人。ゲロをよけて電車に乗る。押しつぶされる。
だけど、ここの終電の夜景は、どこよりもキレイだ。イヤホンで耳を塞いでNujabesを聞く。東京も悪く無いなと思う。


子猫に寄ってたかって、写メールを撮る人で、円ができていた。
平和なシーンに思えたけど、この中の誰かが、死にそうで汚いホームレスに手を差し伸べるか、と考えたら、無いと思った。
何が平和か、よくわからない。


人身事故はまだしも、「怪我をしている方の手当をしているので、電車が遅れます。」というのは何が起こってるか想像がつかん。


「Emotional Statistics 」ー 作りたいもの。


「metaphor」ー 足りないもの。


仕事はバタバタというかパタパタしています。


カタカナ英語ほどいらない物は世の中にないと思う。


すべてを映像で考えれる人がいれば、すべてをスプレッドで考えれる人もいる。(本、雑誌の)
すべてを音で考える人もいれば、すべてを言葉で考える人もいる。


旅先の匂いほどゴージャスな物はない。しかもそれは行かないと嗅げないんだ。


タイプフェイスの美しさをしらない人はとてももったいないと思う。アメリカで落ちてるパーキングチケットの美しさを知らないなんて。
今の僕の人生の楽しさの半分を、知らないなんて。